ブースNo. 2F-32
ブースNo. 2F-32
友禅染の創始者とされ、数々の意匠・文様を考案した宮崎友禅が絵付を施した高取茶碗です。
福岡藩の四代藩主黒田綱政公が、高取焼の素焼の茶碗を京に運び、友禅に絵を描いてもらったことが記録に残されています。
現在竹の絵、茄子の絵、梯子の絵などが知られますが、その数は多くはありません。
この茶碗は見込に亀甲の繋ぎ文様、外側に面箱が描かれ、とても華々しさがあります。
高台内には友禅の署名がなされます。
小堀宗慶宗匠は面白く「浦嶋」と銘を付けて外箱の蓋表に書き、蓋裏には当時の高取焼の絵付について詳しく記しています。
2F-32
659-0067 兵庫県芦屋市茶屋之町8-16
0797-61-6200