ブースNo. 3F-10
ブースNo. 3F-10
大平氏の陶芸へのアプローチは釉薬や陶磁原料の分析からというユニークなものである。
長年、土岐市立陶磁器試験場にて世界各国の窯業原料を分析評価することで、やきものの知識を深めた。
研究対象は多岐に亘り、発掘古陶の分析評価のほか、最先端の技術革新の現場にも精通。“割れない磁器”、『高強度磁器』の開発やセラミックス紙と呼ばれる極限まで薄さを追求した磁器の開発にも成功している。
『曜変天目』に関しては2006年にはすでに論文を執筆。日本セラミックス協会誌の同年5月号に論文「曜変天目の秘密」を掲載している。
2006年の退職後は陶芸の道に入って曜変天目のさらなる研究に没頭。大平氏の魅惑的な光を放つ作品は各方面で高い評価を得ている。
3F-10
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