ブースNo. 3F-14

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ブースNo. 3F-14

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倶利伽羅龍王

中原 幸治

  • 2024年7月
  • 備前土、漆
  • 共箱
  • 高:54.5cm 径:26.2cm

中原幸治 略歴
1978年 大阪府堺市生まれ
2000年 奈良芸術短期大学陶芸コース専攻科 修了
備前焼作家 川端文男氏に師事
2007年 備前焼窯元 金重利陶苑に入社
2012年 大阪市に築窯
2023年 備前市穂波に移築
倉敷きび美ミュージアム個展「GO KEEP CREATING !」
各地の百貨店ギャラリーにて個展  
現在、日本工芸会正会員、日本陶芸美術協会会員

【作者コメント】
今作の倶利伽羅龍王は備前土で制作、電気窯で1130℃で焼成後古代朱漆を3度拭き漆を施し130℃で焼き付けしたもので、焼き締めた備前土の表情に漆の柔らかい色合と質感を持たせた作品になります。
倶利伽羅龍王は不動明王の化身とされる龍の名で、戦場では戦神として信仰されていた側面もあります。
鎧武者は戦国時代後期の当世具足を参考に、自身を不動明王の化身とし悪を睨み戦を鎮めるような像にしました。
また2023年に自身の工房を大阪から修業先の備前へ移築、倉敷にて【きび美ミュージアム】での個展の開催、そして結婚をしたりと、とても変化のある一年となりました。
そういった自身の心境の変化と、これからの未来に対する自分の気持ちをこの作品に投影し、そして具現化した渾身の一作品となっています。
大阪万博を迎えることもあり、国内外の皆様に備前焼のアートとしての側面を広く知って頂ける機会になれば幸いです。

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